1973年8月1日生まれ。東京都巣鴨出身。活動休止中のKICK THE CAN CREWのMC。
DJ TATSUTAらと共に16歳でRadical Freaksを結成。その後、アルファなどの若手HIP HOPアーティスト20人から成る「東京U家族」をオーガナイズするなど、アンダーグラウンドではすでに10年以上のキャリアを持つラッパー。1997年マキシシングル「タカオニ/カンケリ」で、KICK THE CAN CREWとして衝撃的なデビューを果たす。そして満を持して2001年5月にシングル『スーパーオリジナル』でメジャーデビュー。以後、隔月の猛サイクルで怒涛のリリースラッシュながら、「クリスマス・イブRap」、「マルシェ」、「アンバランス」等、次々とヒットを記録。2002年大晦日NHK紅白歌合戦に初出場。
明けて2003年元旦にリリースしたメジャー2ndアルバム「magic number」は80万枚以上の大ヒットを記録。
そして同年11月にリリースした『BEST ALBUM 2001-2003』はオリコンチャート1位を獲得。
その間にソロ活動として2002年には浜崎貴司をフィーチャリングしたシングル『幸せであるように』をリリース。
また、2003年12月にはHIP HOP界初の全国アリーナツアー(7ヶ所8公演)を行う一方、活動の頂点でありながら、2004年6月惜しまれながらもKICK THE CAN CREWの活動を一時休止。
2004年7月28日、再び浜崎貴司をフィーチャリングしたシングル「サーフライダー」で、ソロ活動を本格的にスタート。
2005年3月9日には、敬愛して止まないTHE BOOMの宮沢和史とのコラボレーションシングル「ありがとう」をリリース。
そして遂に、2005年5月11日、Ryoji(ケツメイシ)、宮沢和史(THE BOOM)、175Rなど、ヒップホップ、ロック、ポップス、クラブ界から豪華アーティストが多数参加した初のソロ・アルバム『A Peacetime MCU』をリリースし、オリコンチャート6位を記録。その後9月にはPVをコンパイルしたDVDエディションを発売。
11月30日には伝説の渋谷公会堂のライブを収録したDVD「A Peacetime MCU-ONE NIGHTSTAND 2005.6.23-」を発売。オリコンDVD(ミュージック)チャート9位を記録。
最近では役者としての活躍もめざましく2006年5月公開「明日の記憶」(東映)、10/28公開の映画「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」にも出演。さらにテーマ曲「シーサイド・ばいばい」にも木更津キャッツアイ feat.MCUとして参加、オリコン1位を獲得。2006年からは、初挑戦となるセツナソング3部作に突入。11月には、第1弾として「nukumori」、翌年2007年3月には第2弾として「omoide」、続いて5月には最終章となる第3弾「サヨナラ」をリリース。
そして、同年6月には2年ぶりとなる2ndアルバム「A.K.A」をリリース。前年の映画で話題となった「シーサイド・ばいばい」のMCU ver.を始め、セツナソングス3部作、地元巣鴨出身の同世代ラッパーやDJをフィーチャーしたHIP HOPサイド、デーモン小暮閣下とのコラボレーションにみられるMETALとRAPの融合も実現。
続いて9月には、ソロ初のTOUR3公演を行い、大盛況のうちに幕を閉じる。
2008年には、デーモン小暮閣下の脚本、初監督を務めた映画「コナ・ニシテ・フウ」で初主演を飾る。
ラッパーとしてだけでなく、役者としての活動にも挑戦し、多方面で活躍が期待される、HIP HOP界の逸材。
現在は、次作リリースに向け楽曲制作中!!!
<MCU映画出演作品>
*「2番目の彼女」
監督:大森 美香 (04年劇場公開作品)
*「明日の記憶」(東映)
監督:堤 幸彦 (06年5月全国劇場公開作品)
*「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」(TBS・アスミック)
脚本:宮藤 官九郎 監督:金子 文紀(06年全国劇場公開作品)
*「コナ・ニシテ・フウ」(YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100)
監督/脚本 デーモン小暮閣下