HAKUEI(ハクエイ)ヴォーカル
1970年12月16日生まれ。宮崎県串間市生まれ、両親の離婚に伴い母親の地元である青森県弘前市で育つ。青森県立弘前高等学校、東海大学教養学部生活経済学科卒。1996年9月に、シングル『ZEUS』(日本クラウン)でソロデビュー。97年に公開された坂上忍監督の「30-thirty-」に俳優として初主演。98年のロックオペラ「ハムレット」で主役を務め、2004年には、映画「キスとキズ」に出演した。四コマ漫画家としてデビューした経験もあり、古屋兎丸をはじめ漫画家の知人が多い。ペニシリンのほかには99年Spread Beaver、LucyのギタリストKiyoshiとのデジロックユニットmachineを結成。シルバーマン。活動休止を経て2004年に再起動。バンドを意識した形態になる。ファッションブランドPEACE NOWのモデルも務めるなど、多方面で活躍する。くめ納豆名誉会員。クワガタのマニアでもある。酒豪。ゲーマー。菊池桃子の大ファン。UP-BEATの大ファンでもあり、高校時代にコピーバンドをしたほど。お気に入りナンバーは「BOYのテーマ」。HAKUEI名義とmachineでは、euclid agencyに所属。以前はGOLDEN CHILD MUSICに所属していた。
千聖(ちさと)ギター・リーダー
1971年10月4日生まれ。東京都出身。学習院高等科、東海大学法学部卒。1996年9月に、シングル『DANCE WITH THE WILD THINGS』(徳間ジャパン)でソロデビュー。99年にはラスベガス公演、2000年には武道館公演を果たした。ビジュアル系バンドのΛuciferに楽曲を提供したこともある。2003年に音楽プロデューサー重盛美晴らとCrack 6を結成。全国を回るなどして精力的に楽曲リリース、ライブを展開。自身のキャラクターブランドftte666も立ち上げたこともある。音楽に対して非常にストイック且つ完璧主義なギタリスト。速弾きなどを得意とするが、その割にはギターソロ等は得意ではないらしく、やや弾ききれてない部分もある。メディアではスーパーギタリストと呼称されることもある。ギターの時だけ右利き。「千聖」という名前は歌手森高千里の大ファンであることから付けたという。そのため1999年に森高が江口洋介と結婚した際は、かなりへコんだらしい。同時期に森田一義アワー笑っていいとも!のテレフォンショッキングにメンバー全員で出演した際、番組のホストのタモリにそのことをいじられていた。[1]Crack 6ではボーカル&ギターを担当し、MSTR(ミスター)と名乗っている(ミスターは彼の愛称のひとつでもある)。2005年12月7日に、10年間のソロ活動 (CHISATO/Crack 6) の軌跡を総括するベストアルバム「DECADE」を発売した。さらに、ZZのSOTAROとCrack Zを結成。2005年12月28日にマキシシングル「The Moonlight Coming」を発売した。この曲は、プロレスラー・村上和成のファイティングテーマになっている。千聖VIVIVI表記の場合もある。Crack 6とCrack Zでは、euclid agencyに所属。
O-JIRO(オージロウ)ドラムス・プログラミング
1972年9月14日生まれ。千葉県出身。東海大望洋高卒。東海大学工学部電子工学科中退。PENICILLIN結成当初はドラマーとして未熟だった為、アルバムの数曲は打ち込みで作成されていた。元Sleep My DearのベーシストYASUMICHA'Nとのユニット808を結成。後にペニシリンのGISHOらとSTARMANを結成。2004年には六本木クワイルでライブを敢行。ボーカルを務める。コンピュータープログラミングを得意とし、バンド内でも実力を発揮。PENICILLIN公式サイトの管理人である。HAKUEIの漫画「すすめ!とのさま」は彼がモデルとなっており、毎年自身の誕生日ライブはとのさまGIGと称される。2005年で10回目を迎えた。高校と大学は、SHAZNAのA・O・Iと同級生だった。STARMANでの名義はO-J。ビジュアル系バンドの全盛期には、他のメンバーが染めて立てた長髪やタイトな革の服など尖った衣装でまとめているのに対し、彼1人だけはベレー帽にチェックの服など、他メンバーとは明らかに方向性の違う中性的でポップな衣装でまとめていることがある。また、やや太めな風貌とひょうきんなキャラがLUNA SEAの真矢と対比されることもあった。
小简介
PENICILLIN(ペニシリン)は、日本のヴィジュアル系ロックバンド。DUPLEX DEVELOPMENTS LTDに所属。1992年結成。1996年にPIONEER LDC(現ジェネオンエンタテインメント)よりメジャーデビュー。east west japan(現ワーナー・ミュージック・ジャパン)、omega A.T.music、HiBOOM、avex traxを経て、2008年現在日本クラウンよりCDを発売。インディーズ時代はPenicillinと表記していた。リーダーは千聖。HAKUEIと千聖の期間限定ユニットnano(ナノ)についてもこの項目で説明する。
大事件
1992年2月14日、東海大学のバンドサークルにて結成。インディーズ時代から人気を誇り、ライブでは失神者が続出。インディーズながらもレコード会社3社(徳間ジャパン、日本クラウン、VAP)から同時にCDを発表する。
1996年メジャーデビュー。メジャー初の武道館公演直後、ソロ活動を発表して驚かせた。ルックスとは裏腹に、ギャグあり被り物ありと、オールマイティなキャラクターを持つ異色バンドであった。
1998年頃からいわゆるヴィジュアルバンドブームの波に乗ってその人気は最高潮に。アニメ「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」のオープニングテーマ『ロマンス』で90万枚(自己最高)を売上げブレイク。メディアへの露出は減ったが、主に首都圏でのライブを精力的に展開。未だソロ活動も活発ながら、バンドとしても息が長く根強い人気を誇る。
インディーズ時代からずっとティアーズ音楽事務所に所属していたが、2002年に個人事務所HUMAN DOLLを設立した。事務所設立後のソロ活動は、各メンバー別々の事務所に所属している。2007年4月にHUMAN DOLLは解散し、現在はDUPLEX DEVELOPMENTS LTDに所属している(事務所設立の経緯は不明)。
バンド名の由来は、「特に意味はないが強いて言うなら、過激なイメージを出したかった」とコメントしている。10thシングルは、バンド名のアナグラムになっている(PENICILLIN→『NICE IN LIP+L』)。『NICE IN LIP+L』の仮タイトルは『白い恋人』であった。25thシングル『hyper chord / hyper kids ~東海大学物語~』と10thアルバム『BLUE HEAVEN』に収録されている「hyper kids ~東海大学物語~」では、4人が東海大学の学生だったときの珍エピソードをそのまま歌詞にしている(作詞はHAKUEI)。
2007年5月20日に行なわれたライブを持って、ベースのGISHOが脱退した。脱退理由は、本人の一身上の都合によるものである。