Maynard Plant(メイナード・プラント):Vo.&G.
ソロ活動時は「blanc.」(ブラン。フランス語で「白」の意味)と名乗る。
カナダのオンタリオ州オタワ(首都)出身。1975年8月6日生まれ。クイーンズ大学卒。英語・フランス語・日本語、および、南部弁を話すことが出来る。カナダに居たときは趣味で作曲し、自室で演奏するにとどまっていた。ALT(外国語指導助手)として来日。バンド名の元になった「Monkey Magic」を歌うゴダイゴを「神」と称して尊敬している。また、UA、小田和正、スピッツをリスペクトしている[1]。ちなみに、父親もプロのミュージシャンで、ポール・アンカの前座を務めたこともある。なお、プラント兄弟は6人兄弟である。
Blaise Plant(ブレイズ・プラント):Vo.&G.
カナダ・オンタリオ州オタワ出身。1980年3月18日生まれ。本名はブレイズ・ジョゼフ・アンソニー・プラント。メイナードの弟。英語・フランス語・日本語を話すことが出来る。日本でのデビュー初期の頃は大抵英語で喋っており、よくメイナードが通訳をしていたが、現在は日本語で会話できる。普段の日本語は、周囲の仙台弁や兄の南部弁に影響されて訛ってきている。仙台ではアイスホッケーチームにも所属している。カナダでは、高校生のときからシンガー・ソングライターとしてクラブなどで演奏し、その後、幼稚園の先生をしながら音楽のプロ活動をし、一方で役者を目指していた。2007年秋に公式ブログを開設。2008年3月18日(自身の誕生日)より、ソロプロジェクト「The Alphabet Project」を始動し、同時にオフィシャルウェブサイトを開設。ソロプロジェクトの曲は、当面ダウンロード販売のみ。
tax(菊池拓哉):Dr.
宮城県仙台市出身。1975年8月31日生まれ。ほとんどの楽曲作成に携わっている。仙台でのライブでは「菊池」コールが涌く。歯科技工士として5年間働いた後、転職してサラリーマンになった。その頃、友達の紹介でメイナードと知り合う。ドラムの経験は中学校2年生から3年生の約2年間のみだったが、MONKEY MAJIKのドラマーになった[2]。
DICK:Ba.
北海道札幌市出身。1978年3月10日生まれ。北海道札幌藻岩高等学校卒。HIDEKI DICK MORIというネームでSOUL ADDICTIONというソウル・ファンク音楽グループの一員としても活動[3]。また、PRIVATE KITCHENというジャズバンドにも在籍していた。仙台では著名なベーシストだったDICKをメイナード・ブレイズ・taxが国分町の飲み屋に呼び出し、周りを囲んでMONKEY MAJIK加入に合意するまで飲ませ、インディーズ2ndフルアルバム『eastview』リリース頃より漆坂脱退と入れ違いで加入。
元メンバー
漆坂ミサオ:Ba.
青森県上北郡十和田湖町(現・十和田市)出身。インディーズ2ndフルアルバム『eastview』リリース頃より脱退。脱退後も、漆坂が作詞した楽曲が発表されている。
Jan(ヤーン):Dr.。2001年に一時期メンバーだった、ドイツ人留学生。
イギリス人(匿名):Dr.
カナダ人(匿名)
大事件
1997年~
メイナードが、青森県上北郡七戸町の教育委員会の外国語指導助手 (ALT) として来日。七戸町に2年、同郡百石町(現・おいらせ町)に1年居た。その間、青森県三八上北地方(八戸都市圏。南部地方)の約15の小・中学校で英語を教えて回る。なお、三八上北地方には在日米軍の三沢基地等があるため、草の根国際交流が盛んで外国人には親和性のある地域である。
2000年
少林寺拳法を通じて知り合った漆坂ミサオと2人でバンドを組む。後に、国際交流のイベントで演奏してほしいとの依頼を受け、ALT仲間のカナダ人とイギリス人が1名ずつ加わり4人になる(MONKEY MAJIK結成)。この頃は、メイナード曰く「"オカサーファーのススメ" みたいな曲」をやっていた[4]。このメンバーで半年ほど活動していたが、カナダ人とイギリス人両名が、ALTの任期終了に伴い帰国。
活動の記念につくったCDをあるメンバーがレコード会社に密かに送付。それを聴いた現在の所属事務所の社長が気に入り、仙台へ呼び寄せられることになる。
仙台・インディーズ時代
2001年
メイナードと漆坂の2人で宮城県仙台市に移住。
友達の紹介で、taxこと菊池拓哉と出会う。
弟であるブレイズがカナダでどのような音楽ジャンルで活動しているか知らなかったメイナードであったが、ブレイズから送付されたデモテープを聴いて、ブレイズをカナダから呼び寄せる。
市内のライブハウスで活動を続けながら、メイナードは東北外国語専門学校で講師をしていた。この頃は、仙石線・下馬駅(多賀城市)近くに住んでいた(→UNDER HORSE RECORDS#その他)。
2002年
5月17日、タワーレコード仙台店にてインディーズよりミニアルバム「TIRED」を1000枚限定発売。メイナードが授業中に生徒に宣伝するなどしたため、口コミで広まり、仙台店のセールス6週連続1位を記録し、完売。現在最も入手困難な作品である。
8月11日、LIVE STOCK(Zepp SENDAI)に出演。
2003年
7月12日発売のFreeTEMPO(仙台在住)のアルバム『The world is echoed. 』に「blanc.」の名でメイナードが参加。
9月14日、定禅寺ストリートジャズフェスティバル in SENDAIに出演。
9月24日、タワーレコード仙台店限定で1stフルアルバム「SPADE」を先行発売。13週連続1位・年間セールス1位という快挙。
2004年
4月14日、「SPADE」を全国リリース。これを機に、フジテレビ系「めざましテレビ」の番組内で特集を組んで紹介される。「めざましテレビ」は、インディーズ時代のMONKEY MAJIKを計3回も取り上げている。
2005年
1月21日発売のFreeTEMPOのアルバム『Oriental Quaint.』に、"blanc." 名義でメイナードが参加。
3月2日発売の「SOUL SOURCE PRODUCTION[5]」のアルバムに、"blanc." 名義でメイナードが参加。
ミニアルバム2枚発売。CD+DVDの「PREMIUM BOX」のリリース(完売)
9月21日、2ndフルアルバム「eastview」をリリース。この作品の頃に漆坂が脱退し、新たにDICKを迎えて活動を始めた。
仙台・メジャー時代
2005年秋、avex(binyl records)と契約。
2006年
1月18日、「fly」にてメジャー・デビュー。全国33のFM局においてヘヴィー・ローテーションを獲得、4週間にわたってFMオンエアチャート1位を記録。ノンタイアップながらラジオや有線から話題となり、オリコンチャート初登場19位をマークした。
2月22日、2ndシングル「Around The World」をリリース。フジテレビ系月9ドラマ「西遊記」の主題歌に起用され、オリコンチャート初登場4位を記録、一躍トップアーティストの仲間入りを果たす。
3月8日、インディーズベストアルバム「BEST 2000-2005」をリリース。総合オリコンチャート18位・インディーズオリコンチャート1位を記録し、インディーズ作品では自己最高の売り上げを記録する。
9月30日より、映画「夜のピクニック」が公開。主題歌「フタリ」を提供。偶然なのか、原作者の恩田陸も仙台市出身。
2007年
1月より、「空はまるで」がヨコハマタイヤ「DNA」のCMソングに起用される[6]。
3月13日、第21回日本ゴールドディスク大賞において「ザ・ベスト10・ニューアーティスト」を受賞[7]。
6月9日より、全国6都市(計7公演)ワンマンライブツアーを開始。
7月11日、「空はまるで」が、USEN総合、および、リクエストチャートの双方で1位を獲得。CD発売前の楽曲が同時1位を獲得するのは史上初[8]。
7月14日より、映画「西遊記」が公開。テレビドラマ「西遊記」、および27時間テレビの主題歌だった「Around The World」の全編英語歌詞版「Around The World + GO!空」が主題歌となった。
7月29日、ヨコハマタイヤ主催のチャリティイベント「LIVE ecoMOTION」(於渋谷 C.C.Lemon ホール)に出演。
8月16日、安比高原で「APPI MUSIC JAM '07 MONKEY MAJIK + FRIENDS」開催。
8月18日、フジテレビ系「ミュージックフェア21」で、バンド名の由来である「Monkey Magic」を持ち歌とするゴダイゴと初対面・初共演した。
10月14日より、全国学園祭 & 会館自主事業 '07を開始。
2008年
2月20日、インディーズ時代の曲「Lily」をテーマに制作されたミュードラ「Lily」(戸田恵梨香主演)が携帯サイトから配信開始(パソコン用サイトでは3月3日から)。
3月18日、ブレイズのソロ・プロジェクト『The Alphabet Project』から1st Single「Call me」をリリース(ダウンロード販売)。
3月26日、メイナードが『blanc.』名義で1st Album「new world」をリリース。
6月19日、日本とカナダの国交樹立80周年を記念する親善大使に任命され、外務省で高村外相から委嘱状を手渡された。
8月25日、主題歌「ただ、ありがとう」を手がけた縁で、TBSテレビ系ドラマ「あんどーなつ」の第8話ゲスト出演。